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短期トレードってどんなのがあるの?初心者のためのデイトレード・スイングトレード・ポジショントレードの解説。

短期トレードってどんなのがあるの?初心者のためのデイトレード・スイングトレード・ポジショントレードの解説。

投資初心者の方で短期的に利益が欲しいという方にとって、トレードというと常にチャートに張り付いているイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際にトレードといえどもイメージのようなチャートに日中張り付いてトレードする手法もありますが、日中働いている方で2,3日の単位でトレードする手法など実は様々な手法が存在します。

今回は初心者のためにわかりやすくデイトレード・スイングトレード・ポジショントレードについて解説していきます。

目次

デイトレード

初心者の方のイメージに最も近い手法です。

1日で注文をして市場が終わるまでに決済を終わらせる方法で、日中常にチャートを見続けてそれを何回も繰り返し利益を得る手法です。

一回の利益自体は少ないですが、何回も1日に繰り返したり、またレバレッジなどもの効果などによって1日に数百万円以上も利益(もちろん損失の場合もあります)を出すデイトレーダーも存在します。

デイトレードのメリット

まず最大の特徴として、小額からでも継続していくと大きなリターンになっているということです。

1日に数回数十回とトレードを繰り返すため、一回の利益は小さいですが、1日、一週間単位でみたときにとても大きなリターンになっています。

もちろん最初はマイナスになることが多いことも忘れてはいけません。

次に、何回も繰り返すため、実力がついてくると安定した利益を出せるようになります。

全戦全勝ということはどんなに上級者であれ不可能ですが、1日の最終結果で勝ち続けるということは基本的に可能です。

さらに、1日で完結するため損切りがしやすいという特徴もあります。

経験問わず負けるトレーダーというのはほとんどが損切りができないという点にあります。

デイトレードであれば半強制的に1日の終わりには決済をするので、初心者の方でも損切りすることができます。

日をまたぐことがないので、取引時間が終わった後、翌日の取引は0からスタートすることができます。

日を跨ぐ場合、海外での情勢などが影響し翌日の市場がいきなり下落から始まることもあります。

デイトレードであれば、これらの影響を受けないのが特徴です。

デイトレードのデメリット

小額でも効率的に稼げる分、最初のうちは負け続けるのが当たり前なので、すぐに資金切れしてしまうリスクもあります。

何回もトレードするため、1日に何回も負けてしまうリスクを必ず忘れないようにしましょう。

とは言え、これらは一回のトレードの額(エントリー枚数)を調節すればいきなりなくなるということは避けることができます。

なので、初心者の方はできる限り一回のトレードは最小に抑えておくことをお勧めします。

次に、トレンドラインなどのチャートツールで的確に予測しても非常に短期のため、負けてしまうことがあるという点があります。

スイングトレードを始め、やや期間のある場合であれば、ある程度当たってたとしても、デイトレードの場合は、一時的に予測とは違う動きをする場合があります。

スイングトレード

デイトレードが1日で完結するのに対して、スイングトレードは2,3日から数週間単位での期間でトレードをしていく手法となります。

こちらもチャート分析が基本となりますが、デイトレードとは違い日中に常に張り付いて監視しておく必要がないのが特徴です。

スイングトレードのメリット

先ほども少し解説しましたが、2,3日でのトレードのため、サラリーマンをはじめ本業をもっている方でもできるトレード手法が特徴です。

チャート分析をしておけば、一旦注文をして数日後に決済をすれば良いので、時間が取れない方でもできます。

また、デイトレードと同様に少額からでも大きなリターンにすることができます。

デイトレードに比べるとリターンを得るまでにやや時間がかかりますが、それでも短期的なリターンを得ることができます。

スイングトレードのデメリット

デイトレードのメリットのところでも書きましたが、スイングトレードは日を跨いでしまうため、海外市場などの影響を受けて翌日のチャートが下落から始まるということが起こるリスクがあります。

日本の取引時間外にアメリカなどの株式市場が活性するため、予期しないチャートの動きをすることがあります。

また損切りの機会を失うリスクもあります。

デイトレードの場合は、いやでも1日の終わりに持っている銘柄を手放す必要がありますが、スイングトレードの場合は持ち越せるため、初心者の方などは損切りがなかなかできず、ずるずると損失を被ってしまう危険性があります。

ポジショントレード

最後にポジショントレードについて解説していきます。

トレードの中で一番長く、数週間から最長で数年という期間保有し続けていきます。

あくまでトレードの分類に入るため、バリュー投資などの長期投資とは少し違います。

ポジションを組み替える(保有銘柄を変える)ことが多いことからポジショントレードと言われるようになりました。

ポジショントレードのメリット

こちらも最大の特徴として本業を持っている方でも可能という点です。

スイングトレードよりもさらに長いため、チャートを見る期間も少なくてすみます。

また銘柄を入れ替えるとは言え、期間が空いているのでしっかりと時間をかけてチャートを分析し銘柄選びをすることができます。

また、トレードの回数も少ないことから手数料が少ないのもメリットの一つです。

短期トレードではどうしても毎度手数料がかかってしまうことは避けられませんが、ポジショントレードは一番安く済みます。

ポジショントレードのデメリット

短期トレードの中では会社の業績などチャート外の部分で一番影響を受ける手法です。

そのため、チャート分析以外にも企業分析などを少なくともしておくほうが良いので、初心者の方は始めるハードルがやや高くなります。

これに伴い、さらにスイングトレード以上に経済情勢などの影響も受けてしまいます。

さらに少額での資金であると期間も長いため、なかなか利益を得るまでに時間がかかったり、利益が思った以上に少ないというデメリットがあります。

なんども入れ替えるデイトレード、スイングトレードと違い、資金の回転率があまり良くありません。

さらに、長期でのトレードとなるため1日単位での利益損失はあまり気にならなくなってしまうため、気付いたら大きな損失になってしまったりすることもあるので、定期的なチェックは欠かせないようにする必要があります。

そのため総合すると初心者の方にとっては必要な知識や準備するお金が多いため、始めるのに体力のいる手法と言えます。

まとめ

今回は初心者のためのデイトレード・スイングトレード・ポジショントレードについて解説していきました。

それぞれに違った特徴があるので、自分に合った投資スタイルを見つけることが大切です。

本業がない方、日中に時間が取れる方などはデイトレードから、本業があるが投資に使えるお金が少ない方はスイングトレード。

本業もありしっかりと大きい元手がある方はポジショントレードから始めると良いでしょう。

しかし、チャート分析が得意であったり、企業分析が得意であるなど人それぞれ得意分野が違います。

ライフスタイルと自分の武器をしっかり考えた上で始めることが一番です。

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