公募投資信託

【ブログ更新】評判の「たわらノーロード先進国株式」を徹底評価!リターンや手数料を含めてわかりやすく紐解く!

投資の熱が高まるにつれて日本だけでなく海外の株式に投資をするというモチベーションが高まってきています。

中でも「たわらノーロード先進国株式」は先進国株式に投資をする投信として人気を博しています。

本日は「たわらノーロード先進国株式」の特徴とリターンをわかりやすく解説していきたいと思います。

 

「たわらノーロード先進国株式」の特徴とは?どんな投資信託?

まず、「たわらノーロード先進国株式」がどのような投信なのか見ていきましょう。

「たわらノーロード先進国株式」はインデックス型の投資信託

投資信託は大きく分けて二種類存在しています。

一つは対象とする指数に連動するインデックス型、もう一つはインデックスに対してプラスのリターンを追求するアクティブ型の投資信託です。

 

一見するとアクティブ型の方が成績が良さそうですが、実はインデックス型の方が平均して高い成績を残しているのです。

以下で詳しく解説していますので参考にして頂ければと思います。

「たわらノーロード先進国株式」はインデックス型の投資信託となっています。

 

連動目標はMSCIコクサイ・インデックス

「たわらノーロード先進国株式」が連動を目標とするインデックスはMSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)です。

MSCIコクサイ・インデックスは日本以外の先進国の浮動株時価総額加重平均指数です。以下がMSCI社の同インデックスに対する説明です。

 

The MSCI Kokusai Index (also known as the MSCI World ex Japan Index) captures large and mid cap representation across 22 of 23 Developed Markets countries* (excluding Japan). With 1,287 constituents,the index covers approximately 85% of the free float-adjusted market capitalization in each country.

Ref:MSCI

 

日本を除く22の先進国の1287の銘柄で構成されており、市場全体の85%をカバーしているということがわかりますね。

以下はMSCI KOKUSAIとMSCI WorldとMSCI ACWI IMIとの比較です。

 

MSCI Kokusai:先進国(除く日本)
MSCI World:先進国(含む日本)
MSCI ACWI IMI:先進国+新興国

MSCI KOKUSAI INDEXの成績

 

残念ながら日本がお荷物になっているからか、MSCI Kokusai Indexが一番高い成果を出しています。

他にもMSCI Kokusai Indexに連動する投信として以下の二つがあります。

  • ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

→ 【ブログ更新】評判の「ニッセイ外国株式インデックスファンド」と「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」を比較しながら徹底評価!

 

国別構成比率

「たわらノーロード先進国株式」の国別構成比率は以下となっています。米国が70%を占めていますね。

たわらノーロード先進国株式の国別構成比率

比率
アメリカ 69.63%
イギリス 4.41%
カナダ 3.63%
フランス 3.56%
スイス 3.33%
ドイツ 2.64%
オーストラリア 2.26%
オランダ 2.04%
アイルランド 1.85%
スウェーデン 0.96%
その他 5.68%

 

名前の通り手数料はノーロード

たわらノーロード先進国株式はノーロードという名前の通り購入手数料は無料です。

また毎年発生する信託報酬は税込で年率0.10989%となっております。

インデックス型も0.5%程度の手数料のものもあることを考えると低い手数料で抑えられていると言えますね。

 

「たわらノーロード先進国株式」の成績(リターン)とは?

では重要な「たわらノーロード先進国株式」の成績についてみていきましょう。

たわらノーロード先進国株式のリターン

以下は、たわらノーロド先進国株式と全世界株式の動きを表すeMAXIS Slim全世界株式とのチャートの比較です。

たわらノーロード先進国株式とeMAXIS Slim全世界株式のリターンの比較

日本と先進国が入っていないという違いがあります。

たわらノーロード先進国株式は全世界株より高いリターンを出していることがわかりますね。

たわらノーロード先進国株式は2019年から運用が開始されていますが、MSCI Kokusai Indexと全世界株の比較は先ほどお伝えした通り以下の通りになっています。

長期でみても全世界株をオーバーパフォームしていますね。

 

MSCI Kokusai:先進国(除く日本)
MSCI World:先進国(含む日本)
MSCI ACWI IMI:先進国+新興国

MSCI KOKUSAI INDEXの成績

 

他のMSCI Kokusai Indexに連動する投資信託との比較

インデックス投信の場合はしっかりとインデックスに連動できているかという点が重要になります。

直接MSCI Kokusai Indexと比べるツールがなかったのですが、他に同インデックスに連動を目標としている投信と比較したものが以下となります。

青:たわらノーロード先進国株式
赤:ニッセイ外国株式インデックスファンド
緑:eMAXIS Slim先進国株式インデックス

MSCI Kokusai Indexに連動する投資信託

赤と緑の線が見えないということは殆ど完全に同じ動きをしていることを意味しています。連動性も問題なさそうですね。

 

まとめ

たわらノーロード先進国株式は日本以外の先進国の浮動株時価総額加重平均指数であるMSCI Kokusai Indexに連動するとうに組成されたインデックス型の投資信託です。

購入手数料はゼロで信託手数料も低く、長期的に資産を形成するのに資する投資信託です。

 

ただ、株式市場の暴落の影響をもろにうけるので株価が大幅に暴落する局面では50%近い下落をもろにこうむることも覚悟しないといけません。

以下、筆者が投資しているファンドを含めて下落を免れながらも高いリターンを獲得が期待できるファンドについてお伝えしていますので参考にして頂ければと思います。

おわりに

各記事ではBMキャピタルについて様々なポイントを各論として紹介しています。

以下の記事ではBMキャピタルに投資している筆者の視点で目次形式で全ての論点を纏めています。

 

大切な資金を預けるからこそあらゆる観点で納得がいってから投資をするべきであると思い筆者も色々と調べた上で決断しました。

BMキャピタルについてより詳しく知りたいという方は以下のトップページから気になる項目をご覧いただければと思いますl

 

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