まとまったお金の運用

6億円で利息生活するために必要な考え方とは?具体的な投資先を含めてわかりやすく解説する!

誰しも一度は大金を掴みたいと考えたことはあるのではないでしょうか?

大金として最も思い浮かべやすいのは1億円だと思います。しかし、本日はさらに規模を大きく6億円という資産について考えていきたいと思います。

 

6億円あったら仕事を辞めて自由な生活を謳歌したいと考えることと思います。6億円という金額は普通にサラリーマンとして働いている限りは蓄えることは不可能です。

そもそもサラリーマンの生涯年収は2.5億円ですので、税後だと2億円ほどしか退職までに頂くことはできません。

6億円という資産を構築するパターンとしては主に以下の三つではないでしょうか?

 

  • 起業して成功する(上場or会社売却)
  • 親からの相続
  • 宝くじや競馬等で大当たり

 

ただ6億円という資産があっても、浪費に浪費を重ねてしまえば宝くじの記事でお伝えした通り破産を招く結果になります。

実際、宝くじ高額当選者の8割は、その後破産していると言われていますし油断は禁物です。

 

→ 宝くじで大金があたったら破産しないために投資をしよう?資産運用で当選金を増やすための方法をお伝えする!

ただ、運用を行い利息を受け取った分を生活費として捻出すれば元本を減らすことなく生活をしていくことができます。

本日は6億円という資産を保有していた場合に、利息で生活するという方法について何個かお伝えしていけたらと思います。

価格下落がミニマイズできる安心できる投資先を中心にお伝えしていきたいと思います。

 

2%で1200万円の利息所得を得て生活する投資先

6億円も資産があるならば2%の利息でも1200万円と高給サラリーマン程の収入を得ることができます。2%であれば比較的簡単に元本保証で狙うことができます。

社債に投資を行う

現在ご存知の通り、銀行利息は定期預金で高いところでも0.3%しかつかないので6億円保有していても論外です。

しかし、債券であれば2%という利回りも可能となります。社債は企業の資金調達手段の一つで利息を支払う代わりに投資家から資金を集める手段です。

残念ながら、日本国内では個人投資家が社債に投資する環境には恵まれておらず、現在大手証券会社の楽天であっても国内企業の社債は取り扱っていません。

 

一方、目線を米国にまで広げると取り扱いがあります。

現在2023年3月時点はコロナショックの影響もあり米国の金利全般が下げており社債でも最終利回りは3%〜4%程度となっています。

取引できる米国債

 

一見すると魅力的な水準ですが、あくまで米ドル建です。

ここから米景気が後退して米金利低下に伴いドル円が下落することを加味するとリスクの高い投資先となります。

 

安全度が高いソーシャルレンディングに投資する

証券会社を通して国内企業の債券に投資をすることはできませんが、ソーシャルレンディングを通して投資をすれば可能となります。

ソーシャルレンディングの仕組み

 

ソーシャルレンディングはインターネットを介して個人投資家から資金を集める方法です。

お金を貸す代わりに利息を分配金として受け取る仕組みが整えられており市場規模は年々増加しています。

 

場合によっては5%〜10%の利息も期待することができますが、中には返済が滞ったり貸し倒れする企業や借り手もあり相応のリスクも覚悟する必要があります。

ただ、2019年から運用している「FUNDS」は上場企業を主な借り手企業として選定しています。つまり、殆ど大企業の社債投資をする仕組みが整えられているとみることもできるのです。

利回りは2%-4%と他のソーシャルレンディングよりは低くなっていますが、国内の上場企業に債券投資ができると考えれば十分魅力的ですよね!

 

 FUNDS

 

3%-5%で2000万円-3000万円の利息を狙う投資先

3%-5%を狙うのであれば元本は変動しますが、高配当安定企業やREITへの投資が投資先として魅力的な選択肢となります。

安定高配当企業への投資という選択肢

日系企業の平均配当利回りは2%程度ですが高配当銘柄であれば5%以上の銘柄も存在します。

高配当は魅力的なのですが、先ほどの債券と違い元本自体が変動してしまうというデメリットがあります。しかし、銘柄をしっかりと選ぶことが出来れば比較的低いリスクで高配当を受け取ることができるのです。

 

安定して高配当を得る企業の特徴としてディフェンシブ企業が挙げられます、ディフェンシブ企業とは景気変動の影響を受けにくい銘柄のことです。

例えば通信会社のソフトバンク等が挙げられます。ソフトバンクは通信会社であるため安定した収益が見込めます。

結果として配当金を安定して拠出しており現在配当利回りは5.6%となっています。

 

以下、青がソフトバンク赤が日経平均株価です。コロナショックで日経平均が急落する局面であってもソフトバンクは安定的な株価推移となっています。

ディフェンシブ銘柄の特徴どおり安定的な値動きとなっています。

ソフトバンクと日経平均の株価推移

 

同じく配当利回り3.2%のKDDIは毎年配当金を増やす累進配当をうちだしており、コロナショック下でも増配を発表して株価は安定して推移しています。

以下、青がKDDI赤が日経平均株価です。

KDDIと日経平均の株価推移

 

しかし、いくら安定とみられている銘柄であっても今回の菅首相の就任による通信会社への圧力によって株価が暴落してしまう可能性はぬぐい切れません。

資産価格を下落させずに投資をしていくには、しっかりと理論に基づいた投資を行っていかないといけません。

理論的に考えて株価が下落することが起こりにくい銘柄に投資をする堅実な投資が必要なのです。

以下で筆者が投資しているファンドを含めて魅力的なものについてお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

 

REIT(リート)という選択肢もあるが不安定

REITは利益の9割を分配金としてだすことで高い配当利回りをだすことで人気を博しています。

平均分配利回りは4%と株式市場よりも高くなっているのですが値動きは概して大きいという傾向があります。

東証REIT指数とTOPIXの株価推移

不動産証券化協会

 

商業用REITやホテルREIT等は景気にダイレクトに影響をうけるので、比較的安定している住宅用REITを選好するのがよいでしょう。

各銘柄について「JAPAN REIT」で確認することができます。

中でも住宅用REIT主体のスターツプロシードはコロナショック下でも価格が素早く回復して値動きは比較的緩慢で4%程度の利回りを狙うことができます。

 

ただ、ここから物価が更に高くなれば日銀が利下げする可能性もあります。

利上げとなれば残念ながら不動産価格は大きく下落していきます。この環境下であえて不動産投資を行う必要はありません。

 

5%-10%で3000万円-6000万円の利息を狙う投資先

5%から10%を価格変動リスクをミニマイズしながら狙うのは難しい選択肢です。

現実的に株式投資をする必要があるのですが、株式投資で10%程度を狙うとコロナショックやリーマンショックのような経済ショックで大きな損失を被る可能性もあります。

 

ただ、理論に裏打ちされた本格的なバリュー株投資を行えば実現することも可能となります。

実際、筆者が投資しているファンドでは投資して5年間1度もげらくすることなく年率10%程度のリターンを出し続けています。

→ 【BM CAPITAL】巷で評判のBMキャピタルを投資家目線で運用実績や口コミを交えて徹底解説!

 

筆者が投資しているBMキャピタルはベンジャミングレアムのネットネット株を更に改良した手法を用いて、企業が保有している現金価値だけで株価を上回っている銘柄に投資を行います。

結果的にショックが起こっても値動きが硬く下落を抑え、更にリターンまで出してくれるという素晴らしい成績となっています。

→ 「ネットネット株」の弱点をアクティビスト戦略で補完!BMキャピタルが行う本格的なバリュー株投資戦略とは?

 

毎年得られたリターンを配当金として出すことで裕福な利息生活を送ることができるのです。

何度も株式市場が20%下落する局面もありましたが、何処吹く風で心安らかに過ごすことができています。

まとめ

6億円は以下の利回り毎に投資先を選定するのがよいでしょう。

2%→債券投資 or 安全性の高いソーシャルレンディング
3%〜5%→ディフェンシブ高配当銘柄 or 住宅用REIT
5%〜10%→本格的バリュー株ファンド

以下、長期的な資産形成に資するファンドについてランキング形式でお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

おわりに

各記事ではBMキャピタルについて様々なポイントを各論として紹介しています。

以下の記事ではBMキャピタルに投資している筆者の視点で目次形式で全ての論点を纏めています。

 

大切な資金を預けるからこそあらゆる観点で納得がいってから投資をするべきであると思い筆者も色々と調べた上で決断しました。

BMキャピタルについてより詳しく知りたいという方は以下のトップページから気になる項目をご覧いただければと思いますl

 

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